世界的パンデミックCOVID−19のと共存の時を生きる中、どのように過ごしていますか。
世の中が、歴史が日々更新されていっているな〜と感じずにはいられませんね。
どこかの国の大統領が心ない発言をしても、自国の首相が官僚の書いた原稿を棒読みしていても、怒らなくなってしまった自分になってしまったことを良いか悪いかを考えても仕方ない。むしろ自分にできることから実行したいと考えるようになりました。そうすると、まずは自分がハッピーと思う時間を大事にしようという選択に至っています。
さて、そんな私が最近楽しみにしている番組があります。その名は“Die Küchenchlacht” 『キッチンの戦い』、ドイツの料理番組です。一般庶民がスタジオキッチンで料理をして、プロのシェフたちがコメントしながら勝敗を決めていくというショーです。でもCOVID-19下、自粛生活など日常生活に規制が出て一般人の参加がむずかしい環境下、シェフだけで進行する番組構成が続いています。
星付きシェフたちが月曜日から金曜日の間、与えられた材料や課題の中で35分間で「ヒトサラ」を作る過程をみせてくれる番組です。


そして星付きシェフが評価・採点するというショーなのですが、毎週入れ替わりで登場するシェフたちの会話や和気藹々とした雰囲気に癒されたり、使用される「バターの量」❗️(笑)に驚いたり…、とにかく勉強になるたのしい45分間です。
インターネット上で配信されるこの週の月曜日は、ドイツの祝祭日:聖霊降臨祭(イースターの50日後)翌月曜日で番組はお休みだったので、4日間の「台所勝負」の最終戦でした。
注目していたのは、私のすきなオーストリア人でドイツ在住のシェフ:

Johann Lafer
ドイツの布袋さんのような人柄が顔にも書いているような人です。

制限時間内に盛り付けも終わって余裕綽綽

文句のつけようのない盛り付け、私たちは彼の優勝を疑いませんでした。

優勝を狙っていましたが、最初に作ると宣言していたアジアンホーランドソースを作るのを忘れてしまって、それを指摘されヨハンのこんな表情は初めて見ました!
プロのシェフでも忘れることがあるのですね…人間だもの、失敗はあるよね。
ミシュランの星付きシェフが様々な表情をみせてくれるのはこの番組の醍醐味です。
また、この番組の素晴らしいところは、シェフたちが余すことなく教えてくれるコツや料理のイロハ(A TO Z) です。この週は、特に『シェフたちの先生』的な存在のシェフが司会役でした。見るからに優しそうな紳士でしょ?

出し惜しみしない知識や経験… 私もドイツ語で聞き取れたら…❗️と思うのですが、料理すきな相方がきっと台所で実践してくれるので、私はハッピーです。(笑)
この番組が好きな理由は、さらにあるのです。それは日本の番組では見たことのない内容なのです。それはいつかまた書きます。
美味しい、嬉しい、楽しい、好きな時間を大切に❤️💛💚
#dieküchenschlacht
